この記事は2020年8月にnoteに掲載した記事の再掲です。元の記事は以下。
https://note.com/i_m_a_g_e_/n/nbeab5a2ac664
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こんにちは。?です。
夏バテしています。
Contents
これまでのあらすじ
Abletonが無料トライアルやってるから使ってみよう
↓
曲作りのことなんも分からん。YoutubeでDTMの動画100本くらいみたらわかる様になるのでは?
↓
60本くらいみたらコード進行・ベース・メロディー・ドラムパターンなどがぼんやりわかってきた
↓
なんか方向性きめたい。勉強する素材が多そうだからFutureBassとか目指すか←今ここ
曲作りながら勉強しよう
何を学んだらいいのかもよく分からなくなったので、曲を作りながら都度勉強することにししました。結果、1ヶ月弱で4曲できました。
1曲目.Bokka Loop (2020/7/19)
勉強したこと:
Abletonの操作、コード進行
【63~70】DTM動画 (Bokka Loop作成時閲覧)
見た動画のリストです。
Chord Progressionで検索するとわかりやすい動画が出てくるので、一時期それらを見ていました。特に↓の動画は簡単でカッコいいコード進行を紹介しているので、見ながらMIDI鍵を押さえて何度も真似しました。しかし歌うますぎん?Samphaか?
あと、Abletonの基本的な操作をきちんと理解したかったので、下記の記事を全部読みました。
10日間集中コースと書いてありますが、気合を入れれば1日でも終わらせることのできる内容です。センドリターンの部分とかすごくわかりやすいです。
さらに、Abletonのインストゥルメントのプリセットにどんな音が入っているのか知りたかったので、プリセットの音を上から順に聴きました。そしていい感じだな〜と思った音をメモしました。(多すぎてまだ全部聴けていません。しかも数週間後に「wavetable使えばいい感じの音が無限に作れるしプリセットを使う必要ないのでは……」と思い至ることになります)
自分の語彙のなさウケる。
できた曲:
なんか牧歌的になってしまったな……ということでこのタイトルになりました。冒頭から鳴っている音はanalogのGames5 Shutterというプリセットです。この音が気に入って1週間くらい遊んでいました。
あと外部から録音できるようになったのが楽しくて、自分の手拍子を録音してDiwali(ダンスホールのRiddim。複雑な手拍子が特徴的)を作ってみたのですが、音がしょぼすぎて悲しくなりました。
2曲目.Juke200728 (20/07/28)
勉強したこと:FutureBassっぽいコード進行、音作り
前回のnoteで「FutureBassっぽい曲作りてーな、勉強になりそうだし」という雑な展望を書いたので、それを実践すべく”Future Bass Tutorial”などで検索しました。この辺になってくると日本語の動画では良いものが見つからず、必然的に英語の動画を探すことになります。DTMerに必要なもの、それは語学力……。
「全員serumとかいう高いシンセつかってんじゃん、ふざけんなよ」という気持ちになりました。これをみていた時期、引越しが決まり、金がなかったので(今もないです)。あと、FutureBassっぽいコード進行が何なのかはよく分からなかったです。Synergy Sound / Atlasの0:20〜あたりみたいなコードはどうやったらつくれるのか知りたかったのですが、なんもわかんねーなという気持ちになりました。
すこし妥協して「FutureBassっぽくなくていいから、いい感じのコード進行を自分でつくれるようになりたい」という目標を立て、↓の動画などをみながら1週間くらい試行錯誤しました。
この動画では「Secondry Dominant Chordsをつかってキースケールとは異なるキーでの2-5-1を挟むとグッド」みたいなことを説明しています。多分。他にもコード進行の動画をいくつかみました。
この動画では「ネオソウルっぽいコードを弾くにはクラスターを作ることが大事だよ」というような話をしています。コメント欄の「neo soul = hit all the keys」でちょっと笑いました。
この動画はSpitfire Audio Labsという無料プラグインの紹介でした。いろんな楽器の音を鳴らせます。
先述の”Neo-Soul Chords for Beginners”などで「エレピっていいな〜」という気持ちになっていたのでDLしました。どの音もそのままだとやや薄い(=FutureBassぽくはない?)気がするのですが、Abletonのエレピの音よりはいい感じがします。
タイトルに惹かれたのですが、ぜんぜん10分で完成していなくて面白かったです。この動画中ではAbleton付属のwavetableというシンセをメインで使っています。そして、wavetable以外はほぼ全てSpliceのサンプルを放り込むだけというやり方に驚きました。「使えるものは好きなだけ使ったらええねん」という心意気が感じられます。
これはチュートリアル動画とかではないんですが最高
できた曲:
タイトルはまんまです。冒頭8小節のコード進行を作ったところで力尽きてしまったので、それにドラムを足した物を録音し、スライスしてJukeにしました。ドラムの音は↓のものをSP404sxに入れてから録音しました。
あと、動画に影響されてSpliceの契約をしてしまったので、試しにリバースシンバルを鳴らしたりしています。
スライスした素材を並べている時間が楽しすぎて、ちょっとだけ「もうYoutubeでTips探すのやめてひたすらサンプルをチョップしつづけるだけの人になろうかな」みたいな気持ちになりました。
3曲目.Trap200729 (20/07/29)
勉強したこと:Spliceの使い方
Spliceの契約をしたので、容赦無く使っていくことにします。
できた曲:
なんとなくコードを弾き、サンプルを放り込んだらそれっぽくなりました。所要時間90分くらい。ハイハットは全部ループ素材です。声素材を入れとけばよくなる気がしてきました。曲を作るハードルがグッと下がった気がします。
あと、「場面にあったコード進行」を作る能力がないことに気付きました。なんとなく進行させることはできますが、作りたい曲の雰囲気にあった進行を狙って作ることができません。これは今後の課題。
4曲目.rindou (20/08/13)
勉強したこと:マスターに挿すエフェクト、wavetable
引越しのために内見をする日々が続き、ほとんどDAWを触ったり動画をみたりする時間がなかったです。そんな中Abletonのウェビナーがあったので参加しました。
これがかなりためになる内容でした。講師が普段マスターに挿しているエフェクトを全て公開し、さらにそれをAbleton付属エフェクトと無料プラグインで再現するという内容でした。すごい。
どこまで内容を話していいのかわかりませんが、エフェクトをかける順番・設定、ベースとキックの処理の方法、ショートカットとして設定しておくと良い項目など盛り沢山でした。あと終始wavetableを使って説明していたので、その部分も勉強になりました。
ウェビナーが終わった後、急にやる気がでて曲を作りました。
できた曲:
ほぼ全ての音をwavetableで作っています。いじっているうちになんとなく操作方法がわかったのですが、もっときちんと調べた方がいいかもしれません。
マスターをウェビナーで習った通りの設定にしたら、異様に音が大きくなりました。今まで自分が出していた音は小さかったのか……?あと音圧があがりました。この曲にこの音圧でいいのかは知りませんが。
多少音をしっかり出すことができる様になると、「もっと音数減らして、音色も拘ったほうがいいな……」という気持ちになってきました。Serumの値段が頭をよぎります。
あと曲名のセンスがないことを自覚しました。
今後の課題
・レファレンスを置いて、それに近づける練習をする。
・「抜け感」を出せる様にする。
・かっこいいドラムを作る(音色・フレーズ)
こんなとこかと思います。
おまけ:家具配置の動画
引越し後の家具の配置を考えているのですが、参考になる動画がいくつかあったので紹介します。(このnoteを書いているせいで「わかんないことがあったらYoutubeの解説動画を10本くらいみたらわかる」という心持ちになっています)
この人の動画はどれもわかりやすいです。この動画では「多灯分散」で部屋を広く見せる方法を解説しています。
同じ人の動画からもう一つ。引越し先も大して広くないので物を減らすことを考えているのですが、何を減らすかは考えもの。この動画は手放したことのメリットデメリットを解説していて参考になります。水切りトレイな〜!
解説動画ではなくルームツアーなのですが。Youtubeで部屋の紹介動画を探すとミニマリストの動画ばかりヒットするのですが、僕はミニマリストにはなれない(服も本も多いしDTMも始めてしまった……)ので、こういうある程度物が多くて尚且つすっきりしている部屋は参考にしやすいです。近藤聡乃のポスターいいな……。
以上です。次は引越しが落ち着いてから。しかしスピーカーの梱包とかめんどくさそうだな……。(参考動画は見つかったのですが……)